スマホアプリの広告収入と広告タイプ

スマホのアプリ、特にゲームには大量の広告が出るものがあります。
たとえば自社製品の広告ならわかりますが、なぜ他社製品の広告をそんなに出すのでしょうか。

実は、ああして広告を出すことで、アプリの制作者は広告収入が得られるのです。
といっても、ただ表示すれば得られる、というわけではありません。
厳密には表示するだけで良いタイプもわずかにありますが、ほとんどはクリックによって報酬が発生するタイプです。
1回ごとの報酬は非常に少ないのですが、たとえばそのアプリが10万人ぐらいにダウンロードされて、平均して1人1回クリックしたとすれば、10万回分の広告収入が得られるわけです。

また、もう一つ最近増えてきたのは、広告を見た人がその中で紹介されているアプリをインストールすると、アプリ制作者に報酬が入る、というタイプです。
単にクリックするだけのタイプと違い、このタイプは非常に手間がかかるため、なかなかユーザーに実行してもらえません。
そのため、1回ごとの報酬もかなり高くなっています。

ただ、一度に多くのアプリを紹介し、「インストール」ボタンを付けたりするため、広告のサイズが必然的に大きくなります。
したがって、この広告が出るたびにゲーム画面が隠れてしまいますし、そのうえ、たいていは広告を消すために「閉じる」ボタンをタップしないといけないため、ゲームのテンポが悪くなることが多いです。
結果的に、この広告を多用すると、レビューに批判的な意見が増えることが多くなります。

しかし、実際にこのタイプを利用している制作者からは「他のタイプよりも広告収入で稼ぐのに向いている」という意見が多く、今後このタイプのシェアが伸びていくのは避けられないと思われます。
ユーザーの視点からすると、ちょっと迷惑な話ですが、広告収入が無ければ有料にせざるを得ない、という制作者も多いですから、ある程度は我慢しなければいけません。
制作者側も、見せ方や出し方を工夫すれば、いくらかプレイ中のストレスが減らせるのではないでしょうか。

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